以前、文筆業のDV夫から日常的に罵倒され暴力を振るわれているという奥さんから、身辺警護の依頼を受けたことがあります。
その奥さんは58歳でDV夫は63歳、ほかに21歳の大学生のお嬢さんが同居していました。
夫は数十年前から気に入らいないことがあると奥さんに暴言を吐いて、髪をつかんだり叩いたりしていたのです。
離婚を決意して引越しを計画、そしてボディーガードを雇う
そんな生活にずっと耐えてきた奥さんでしたが、最近とくに暴力がひどくなり警察に通報することもありました。
そして堪忍袋の緒が切れた奥さんは、大学生の娘さんと話し合って二人で家を出て離婚することを決意。
夫には、引越し当日の朝に離婚を告げることに決めましたが、夫が逆上してトラブルになることは目に見えています。
そこで奥さんは引越し作業が終わるまでの間、弊社『ザ・ボディーガード』に身辺警護の依頼をすることにしたのでした。
ボディーガードをつけてDV夫に離婚宣言
引越し当日の朝、奥さんは弊社ボディーガードに護られながら、リビングルームのソファーで新聞を読んでいたDV夫に離婚を宣言。
奥さんは、
「今までお世話になりました」
「あなたと離婚します」
「今日出て行きます、これから引越し作業するので1日よろしくお願いします」
「離婚届けは後で送ります」
突然離婚を宣言された夫は驚いた様子でしたが、「あっ、そう」と言って平静を装っていました。
しかし、すぐに鼻息が荒くなり怒りを隠しているのはあきらかでした。
奥さんは弊社の指示通り、警察にボディーガードを雇ったことについて伝え、何かあったら警察に通報することにしていました。
引越し作業中に身辺警護
奥さんは奇襲攻撃的に当日離婚と引っ越しをDV夫に告げるため、引越しを悟られないよう荷造りをしていませんでした。
荷造りからスタートしたため時間がかかり、引越しが完了したのは夕方。
その間、弊社ボディーガードがずっと奥さんを警護していたので、DV夫は暴言を吐いたり暴力を振るうことができませんでした。
途中引越し業者に、「うちのは(妻は)段取りが悪くてすみませんねぇ」などと何度か嫌味を言っていましたがそれが精いっぱい。
弊社は夫が逆上して火をつけたり、刃物を持ち出すなど最悪の事態を想定して事前に予防措置を取っていました。
しかし、結果的にはDV夫がそのような行動に出ることはありませんでした。
引越しが終わり家を出たあと奥さんが、
「警護して頂いたから夫は何も出来ませんでした」
「もし引越し屋さんだけだったら、ぜったいに暴言を吐いて叩かれていたと思います」
「ありがとうございました」
とおっしゃいました。
ボディーガードが抑止力になり事なきを得たケースです。
有限会社KEN探偵事務所警備部
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